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昆虫食は食料危機の救世主!?そのメリットやデメリットを解説

あなたは「昆虫食」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

虫は苦手、食事として食べるなんて考えられないと話す人もいれば、

地域によっては伝統食として昔から親しまれてきた人もいるのではないでしょうか。

 

気持ち悪いという方もいますが、その見た目とは裏腹に、美味しいという食材も存在します。

しかも、ダイエットにも適していると言われています。

ウイルスの影響や今後の異常気象などにより、世界的な食糧危機が来ると予想されているなか、環境への配慮もあり昆虫食が注目されています。

専門店の通販で、昆虫を宅配してもらえるサービスも登場しています。

世界的な食糧危機が来ると予想される原因とは?

世界では、発展途上国の多くが経済発展を遂げ、2050年には人工が90億人を突破するともいわれています。

そのため「世界食糧危機」が起こるのでは!?と懸念されています。

もともと米・麦を中心とした“炭水化物”の食生活から、肉などの格好品を食べる割合が増えると、供給が追いつかなくなると考えられているのです。

肉は人間の身体を維持するためのタンパク質を豊富に含んでいます。

食糧危機ではタンパク質の不足を問題としており、コストの高い肉が不足することになります。

そこで肉や魚が確保できるとは限らなくなり、代替が必要になります。

十分な食料がなくなるからこそ、タンパク質を摂取するために昆虫食を食べる未来が当たり前になるといわれています。

世界全体で見ると、農地の80%は世界の摂取カロリーの20%程度にしかなりません。

さらに、農作業によって排出されている温室効果がガスは車や電車よりも多いなどの問題も抱えています。

これから人口が増えると考えられているのに、食料を確保する目処が立たず、深刻な食糧危機になる未来が予測されているのです。

食糧危機を解決する昆虫食とは?

昆虫食が世界から注目されるようになったのは、2013年にことです。

国際連合食料農業機関が提出した報告者のなかに、人口増加と地球温暖化に伴う食糧問題を解決する方法として昆虫食が推奨されるようになりました。

虫を食べるというと「気持ち悪い」などのネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

でも日本では、昆虫食がそこまでメジャーなものでないものの、昔から全国の農村でイナゴが食べられてきました。

網焼きで甘く味付けされたイナゴは、比較的食べやすい昆虫食ともいえます。

世界に目を向けるとタイやメキシコは、昆虫食が伝統的に食べられている国でもあります。

かつてのアステカ帝国でも昆虫食の記録が残っており、現代でも世界中で昆虫食は珍しいものではありません。

冷凍されたタガメや蚕、バッタ、コウロギなどの幼虫も普通にスーパーの食材として並んでいます。

屋台に行くと、虫の佃煮も当たり前のように見かけます。

また昆虫食は、宇宙でも期待されており、JAXAでは宇宙食としての昆虫の可能性を探る研究も進んでいます。

虫は繁殖させるのに、場所を選ばないメリットもあるので、さまざまな場所で活躍する食材としても重宝されています。

虫には驚くほどの栄養価が含まれています。

昆虫食は、タンパク質・カルシウム・ミネラルなどが豊富に含まれており、鶏肉と比較してもタンパク質の量も多いメリットがあります。

それでいて脂肪は少なめなので、カロリーが気になる人にもおすすめです。

他にもリノール酸やリノレン酸・亜鉛などを含むものもあり、昆虫の多くが豊富な栄養価を含んでいます。

例えばフンコロガシは、鉄分を多く含んでいますし、コオロギは4匹で牛乳一杯分のカルシウムが摂取できます。

日本では見かけるとすぐに殺生してしまうゴキブリを、世界では食べている時代もありました。

そもそもゴキブリは、住んでいる場所こそ不潔ではありますが、毒を持っているわけではありません。

大航海時代には貴重なタンパク質を摂取できる食材として、船員たちが積極的にゴキブリを捕まえていたそうです。

またゴキブリは、漢方薬として使っている国もあります。

時代、国によって、昆虫食の考え方がこれだけ違うのは、驚きですね。

環境にやさしく優れた栄養価があるって本当?

食肉が家庭に届くまでには、大変なエネルギーを必要としているのをご存知ですか?

現在の食肉の多くは、大量の餌が必要な場合が多く、飼育している間もゲップや糞から大量のメタンガスが発生してしまいます。

他にも、出荷の輸送時に発生する排気ガスや、温室効果など環境崩壊の一因になってしまいます。

実際に地球上の温室効果ガスの約18%は畜産が原因になっていると発表されています。

地球温暖化を促進させる原因になっているのです。

実際に食肉の生産には8キロの飼料が必要になりますが、同じ分のエネルギーを得るコウロギを飼育するためには、たった2キロの飼料と、6キロも少なくなります。

また虫は個体数も多いので、繁殖にも適しています。

昆虫食は環境に優しく負荷が少ないこと、それでいて栄養価が高く実際に食べてみると美味しいのもあり食べる国が増えています。

昆虫食専門の通販ショップもあり

通販のみで販売しているお店もあり、食べて美味しい昆虫食や見て楽しめる昆虫食を販売しています。

自宅まで宅配してくれるので、自分で楽しむことの他、珍しさや話題性もありますね。

虫の姿を残したまま加熱処理し乾燥させ作られているので、本来の姿を楽しむことができます。

気持ち悪いという人にとっても、昆虫を100%使ったパウダータイプの商品などもあり、初めてでも抵抗感もなく始められます。

またネット通販では、安全性と虫に含まれる栄養価にこだわったものも販売されており、味の説明や美味しく食べるための調理方法なども紹介されています。

昆虫食をもっと身近に楽しめるように作られた、こだわりのあるアイテムが豊富に揃っています。

昆虫食の通販にある虫の特徴

ネット通販でも、たくさんの昆虫食が販売されています。

コオロギ、バッタ、ワーム、クモ、タガメ、カブトムシ、サソリなどの虫はもちろん、これらをミックスしたものも販売しています。

虫の姿をそのまま乾燥させた「ドライタイプ」は、そのままポリポリと食べられます。

素材の味を生かしているため、塩で軽く味付けした程度になり、好みの味付けができるのもポイントです。

パウダータイプ」は余計なものを一切使わずに昆虫だけを粉末にしています。

飲み物に溶かしてもいいですし、調味料にも使えます。

チャックがついているので保管もしやすく、少しずつ使えるのも嬉しいですね。

コオロギ


コオロギといっても、さまざまな種類があります。

なかでも一番おすすめなのが「ヨーロッパイエコオロギ」になり、見た目はとても小柄で癖がありません。

落花生のような色合いをしていて食べやすいこと、牛肉の倍になるタンパク質を含んでいます。2cm程度の小さな昆虫食です。

バッタ


日本のイナゴもバッタの一種です。

口に入れた瞬間ザクっとした独特の触感は、海老の尾っぽのような味わいです。

中身もしっかりと詰まっているので、食べごたえがあります。

味が薄めになるので、バッタの風味を存分に楽しみたい人に。

ワーム


ほんのりと甘みがありドライフルーツのような食感が特徴です。

適度な食べごたえもありますし、噛めば噛むほど味が出てくるのがワームの特徴です。

昆虫食としては上級者向けになりますが、味の美味しさはお墨付きです。

初めての人にもおすすめです。

クモ


クモのタランチュラは、昆虫食としてよく食べられています。

猛毒があるのでイメージが薄いかもしれませんが、珍味としても是非味わって欲しいものです。

身も十分に詰まったお腹に、毛が生えている昆虫食です。

タガメ


日本では、絶滅危惧種に指定されている虫です。

ラフランスのような香りはフェロモンだともいわれており、高温で加熱しています。

見た目のインパクトもあるので、昆虫食に慣れている人におすすめします。

カブトムシ


昔の日本でも食べられていた昆虫食になり、嗜好品の一種です。

現在は貴重なものになっています。

こちらも見た目の印象が強いので苦手な人にはおすすめしません。

サソリ


サソリのそのままの姿なのでびっくりしてしまうかも。

一般的なサソリよりもかなり小柄なキョウトウサソリを使っています。

噛みごたえもあり、噛めば噛むほど味が出てきます。

まとめ

昆虫食は、これからの食糧危機の問題を解消する、環境にも優しい食品です。

見た目がちょっと苦手だな…なんて人はパウダータイプのものを選んでみてもいいと思います。

これからますます身近な食材になっていくのは間違いありません。

あえてそのように仕向けられている、そう感じる流れも確実にあります。

 

また現代人は特にタンパク質が不足していると言われているので、話題作りから始める昆虫食は、とてもおすすめですよ。

どんどん需要が高まっているます。

肉の値段も上がって高級品となり、食べられるだけでも有り難い

そんな時代が見えてきています。

そのうちヨシケイ等の宅配サービスでも、取り扱われる日が来るかもしれませんね。

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